40周年

司教のイースターメッセージ

 

2026年のイースター、私たちは立ち止まり、不確実性や急速な変化に直面し、私たちの回復力を試されるような状況にある世界に身を置いていることに気づきます。世界中で起きている課題は、私たちがどれほど密接に結びついているかを改めて思い起こさせる一方で、共に立ち向かえばどれほど強くなれるかをも示しています。

イースターは、復活の物語であり、死に対する命の勝利、絶望に対する希望の勝利、そして再生の物語です。それは、復活されたキリストを通して、神の光にとってあまりにも深い闇など存在せず、神の贖いの力にとって乗り越えられない重荷などないことを、私たちに思い出させてくれます。終わりのように思えた出来事が新たな始まりとなり、あらゆる時季を超えて続く生きた希望を私たちに与えてくれるのです。 どんなに暗い時を経ても、光は戻ってくるものです。希望は儚いものではなく、不変のものです。たとえ遠く感じられる時であっても、新たな始まりは常に可能なのです。

多くの人が疲れや不安を感じている今、この約束は私たちを信仰へと立ち返らせてくれます。神は今もなお働き続けておられ、最も必要とされている場所に新たな希望をもたらしてくださるのです。復活は、苦しみがすべてではないことを私たちに確信させてくれます。愛こそがすべてであり、恵みこそがすべてであり、命こそがすべてなのです。

イースターには、私たちは単なる伝統を祝うだけでなく、世界中の人々が持つ静かな勇気を称えます。それは、決して諦めずに歩み続け、他者を思いやり、そうしない方が楽な時でも優しさを選ぶ人々の勇気です。こうした日々の行動こそが、より良い未来を築く原動力なのです。

このイースターの時期に思いを巡らせる中で、私たちがその希望に心を開くことができますように。それは単なる願望ではなく、地域社会や日々の会話、そして互いに寄り添う姿勢の中で、私たちが積極的に築き上げていくものとして。私たちの霊が新たにされ、信仰が強められ、周囲の人々への思いやり、優しさ、そして一致を通じて、キリストの愛を分かち合うよう導かれますように。

復活された主に見出される平安と喜び、そして揺るぎない希望に満ちた、祝福に満ちたイースターをお祈り申し上げます。主は復活され、このイースターに私たちの世界に光をもたらし、すべての人の心に希望と生きる目的を与えてくださいます。より明るい日々が待ち受けており、私たちは共にその日を迎えましょう。

キリストにあって

ブライアン・G・マスコード大司教(神学博士)
ウロンゴン教区司教
2026年聖週間

 

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